黒丸メガネ先生の青空教室

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【中3数学】平方根 計算

みなさんこんにちは。黒丸メガネです。

昨日、可愛い野良猫と目が合いました。

 

今回のテーマは「平方根の計算」です。

簡単そうに見えて、計算ルールを間違

えたり、途中で訳が分からなくなったり

します💦

 

それではさっそくいってみましょう。

 

ポイント

ルートは半分「文字」みたいなもの

 

 

今回はなんとポイントは一つです笑

シンプルで良いですね。

ルートの計算は何故間違えやすいのか?

というと「加減法と乗除法のルールが

混ざるから」です。

√2+√3=√5は間違っていますが、

√2×√3=√6は正しい計算です。

たくさん問題を解いていくうちに、

こんがらがってきてしまいます。

例題を見てみましょう。

 

例1)2x+3x=5x

例2)3x+5y

 

例1のように文字と式の計算では、

同じ文字部分を持っていれば

計算が出来ましたね。

しかし例2のように異なっていては

計算が出来ません。

平方根でも同様に考えてみましょう!

 

問1)2√5+3√5

問2)√7×(-3√2)

 

まず問1からです。

2√5+3√5の√5をxとして見て

みましょう。

2√5+3√5

=2x+3x

=5x

=5√5

答え:5√5

どうでしょうか?続いて問2です。

√7×(-3√2)

=x×-3y

=-3xy

=-3×√7×√2

=-3√14

答え:-3√14

 

このようにして、平方根の計算は

半分「文字」みたいなもの

と考えて計算してみましょう。

迷ったときは頭の中で文字に

置き換えてみてくださいね。

 

更に問題です。

 

問3)√8+9√2

 

これは上の考え方でいくと、

x+9yと置き換えることができ、

計算が出来ないということになります。

しかし!実は計算できるのです。

何故でしょうか?

これは√の表し方が関係しています。

 

√の表し方はあるルールがあります。

 

それは素因数分解をして、2乗を

出す」というルールです。

素因数分解ってなに?」という

方はまた別の機会に笑

√8=√2×2×2

 =2√2

 

このように書き換えることができます。

そうすると問3の計算が出来ますね。

√8+9√2

=2√2+9√2

=11√2

答え:11√2

 

平方根の計算はぱっと見て計算

出来ないように見えても、

上のように書き直したら計算

できることがあります。

まず素因数分解できるか

どうかを確認して、

それから計算してみましょう!

√の計算は「半分文字

みたいなもの」と考えて計算です!

 

それではまた明日!